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<( 配列 )>
以前配列を使ってプログラムしたことがあるなら, この章の内容は簡単に分かるでしょう. プログラムしたことがないなら, 覚悟しましょう =). 配列は基本的に同じ型のオブジェクトの一覧です. 数行の内容をもつオブジェクトがあるとしましょう. それぞれを名付けて定義するより, オブジェクトの塊, つまり配列を定義するほうが簡単です. 配列を使う利点は, 要素数をハードコードする必要がないことです. DML2ではいくらでも要素を増やすことができます. 以下に配列をどのように定義するかを例示します:
一対の括弧([])を除けば, 他の定義と同じです. 配列の要素にアクセスするためには, 名前, そして(空白なしで)括弧内にアクセスしたい要素番号を指定します. 配列番号は0から始まります. よって3番目の要素は2番となります. さて, プログラミングに戻りましょう. 以上をまとめると, <(arrayOfDates[2])>とタイプした場合, 上記で定義したDateオブジェクト配列の3番目の要素にアクセスします.
配列内の要素にアクセスするとき, ある型の他のオブジェクトと同様に振舞います. よって, 属性の値もしくは出力定義内で<(arrayOfDates[5])>とタイプすると, Dateオブジェクトをレンダーします.
配列内のオブジェクトにある値や同じ型の他のオブジェクトを代入することもできます. よって, someDateをarrayOfDatesの2番目の要素にコピーしたい場合は以下のようにします:
arrayOfDates[1] = someDate
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配列に追加したい場合は, 配列要素にある種の値を代入します. プログラム言語では, 配列内のオブジェクトの数をあらかじめ定義する必要があります. DML2では必要に応じて変数を追加することができます. これはとても便利なのですが, あまり大きな数を与えるとDML2は処理にとてつもなく時間がかかります. よく分からなければ気にしないでもよいでしょう =)
配列を追加する簡単な方法もあります. 括弧内にハッシュ/ポンド/番号記号(#)を置くと配列の最後に自動的に追加されます. この方法であれば, 配列の半ばに要素を追加した場合でも, 他の要素の番号をつけ直す必要はありません.
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