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<( ファイル出力 )>
コンテンツがDML2プログラムの中に留まっていては役に立ちません. ファイルへの出力はDML2がサポートする基本的な機能の1つです.
出力の定義はタグの定義と同様, C形式の文法に従っています. outputにつづけて, ディレクトリ名とファイル名を引用符で囲んで書いた後, 開く括弧(()をつけます. ファイル名を与える引用符内でDML2タグが使えます. 出力ディレクトリを指定する場合や, そのディレクトリの名前を変更するときには便利です. 以下に例をあげます:
output "<(directoryPrefix)>/doc1.html" { このテキストは上に定義されたファイルに書かれます. }
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DML2は(制限つきの)出力オプションを用意しています. これによりファイルの出力を制御できます. オプションを設定するには, (引用符で囲んだ)ファイル名に続けてオプションキーワードを指定します. (ワードラップのように)オプションに値を設定する必要がある時は, wordwrap=80のように入力します(オプションと等号, そして数値の間に空白があってはいけません!).
wordwrapオプションには, ファイル出力に際して制限する文字数を整数で指定します. (docs/README.txtのような)テキストファイルを生成するときに便利です. ただし"hard wrap"ではないので, 語句と語句の切れ目(空白またはタブ)で改行します.
htmlオプションで静的HTML生成に関する設定ができます. 現在のところページ間の相対参照を翻訳します. 画像がimg/にあり, ファイルがpages/にあるとき, img/images.pngを../img/image.pngに直します. 現在ではsrc, href, backgroundアトリビュートにのみ有効です(サポートすべきものはこれだけだと思いますが).
! | Note:
もしリファレンス翻訳(html)オプションを使うつもりなら, すべての画像と他のページを参照するようにタグを定義しなくてはなりません. また, そのファイルはウェブサイトのトップレベルのディレクトリに置く必要があります. ただし, そのためにはディレクトリ間でファイルを移動しなくてはなりません.
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