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-K -Oオプション

       


   

図1.10: (左)入力ファイルは任意行のヘッダレコードを持っており、-Hで指定する。 (右)最終的なPostScriptファイルは個々のデータの羅列から成り立っている。
\begin{figure}
\centering
\begin{tabular}{cc}
\epsfig{figure=eps/GMT_-H.eps} & \epsfig{figure=eps/GMT_-OK.eps}\\
\end{tabular}\end{figure}


-Kおよび-Oオプションは多重オーバーレイプロットのPostScriptコードの生成を制御します。すべてのPostScriptファイルはヘッダ(初期化のため)、ボディ(描画のため)、そしてテーラ(出力のため)から成り立っています(図1.10を参照)。よって、いくつかのGMTプロットを重ねるとき、最初のプロットでテーラを、途中のプロットはヘッダおよびテーラを、最後のプロットではヘッダを出力しないようにしなくてはなりません。-Kでテーラを抑制し、後ろにPostScriptコードをつけることができるようにします[デフォルトではプロットシステムを終了させます]。-Oでオーバレイプロットモードを指定し、ヘッダ情報を抑制します[デフォルトでは新しいプロットシステムを初期化します]。多重オーバレイの予期しない結果の多くはこれらのオプションをきちんと指定しないことによるものです。


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ポール ベッセル
1999-06-09