MAKECPT(l)
Date: 1 June 1999
名称
makecpt - GMT で用いるカラーパレット表を作る
書式
makecpt [ -Ctable ]
[ -I ] [ -Tz0/z1/dz | -Tztable] [ -V ] [ -Z ]
解説
makecpt はカラーパレットファイル(cptfile)を作る際に用いるユーティリ
ティです. 等高線の間隔が等しいセットやもしくは z-table を基にして新た
な cpt file を作ります. できた cpt file は 基にした cpt ファイルに戻す
事ができ, また, 連続/不連続のどちらにでも作ることができます.
オプション
-
-C
-
表を補間する際に用いるカラーパレットを選択します.
作り付けの表の中から選ぶか ( makecpt と打つとリストが出てきます)
既に存在する cptfile の名前を与えます [ デフォルトでは虹色の表を選択し
ます].
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-I
-
基になる cptfile とは逆のセンスで, 色付けをしていきます.
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-T
-
新しい cptfile の範囲を z の値の最大値と最小値および間隔を与えることに
よって定義します. その代わりに 各 レコードに一つの z の値を持つ ASCII
ファイルの名前を与えることもできます. もし与えなければ, 範囲は基にする
マスター cptfile の範囲からは変更されません.
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-V
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冗長モードを選択します. このモードでは, 進行状況を標準エラー出力に出し
ます [デフォルトでは出ません].
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-Z
-
連続的に変化する cpt file を生成します. [デフォルトは不連続的です. す
なわち一定の色がそれぞれの間隔にあるだけです].
使用例
z の値が -200 から 200 で, 25 づつ断続的に色を変化させ, 色見本は 青-白-
赤のように変化するものを使うときの cpt file は次のように書きます.
makecpt -Cblue2red -T-200/200/25 > colors.cpt
z を -2 から 6 までステップ 1 の等間隔であり, 色は連続的にデフォルトの
虹色の帯の cpt file を作るときには次のように書きます.
makecpt -T-2/6/1 -Z > rainbow.cpt
測深学で用いられる GEBCO という cpt file を作るときには, 次のように書
きます.
makecpt -Cgebco > gebco.cpt
関連項目
gmt, grd2cpt
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htroff
at 19 October 1999 16:12:3.