慰安旅行報告(鬼怒川温泉, 2000年7月1〜2日)

参加者  杉浦会長、矢田じぇねらるまねぇじゃぁ、北村親分、有田総裁
日時   7月1日(土)〜7月2日(日)

<7月1日>

7月の夏らしさが感じられる日差しの中、東武伊勢崎線浅草駅1階東武トラベ ルのチラシ置き場の前に、予定の集合時刻 13:45に、杉浦会長、北村親分、有 田総裁(以下、会長、親分、総裁と表記)が集まる(矢田じぇねらるまねぇじゃ あ<以下、じぇねらるまねぇじゃあ、と表記>、は北千住駅より合流予定)。 まず、浅草駅の売店にて食糧およびペットボトル飲料を買い込み、浅草駅の快 速電車到着ホームにスタンバイ。東武日光・会津田島行快速電車が到着と同時 に、4人のボックス席を確保すべく、急いで電車に乗り込む。いかにも宴会電 車といった雰囲気で、他の乗客は缶ビールを片手に、乗り込んでくる。

浅草駅を出発後、じぇねらるまねぇじゃあ(北千住より合流予定)にも食糧を 買い込んでもらおうか、と話していたところ、総裁の携帯に、じぇねらるまねぇ じゃあから「常磐線のポイント故障のため遅れる。予定の快速に乗れそうにな い。」との連絡が入った。じぇねらるまねぇじゃあ、あるところトラブルあり、 との話題でしばらく盛り上がる。しかし、笑ってばかりもおられず、追いつく 手段はないか3人で話すも、我々の搭乗している快速電車に追いつくには、後 発の特急「きぬ127号」に乗るしかなく、それに乗り遅れた場合は、どこか で時間をつぶして待つしかない、と結論をだし、とりあえずは事態を静観する ことに。

   ── 宿泊予定のホテルでのチェックインは、宿泊者が全員集まらなけ
      れば出来ないことになっている。このため、じぇねらるまねぇじゃ
      あ、の到着を待たずにホテルにチェックインすることが出来ない。

結局、じぇねらるまねぇじゃあは、後発の特急「きぬ127号」に間に合い、 下今市駅にて追いつく。無事に4人がそろった形で鬼怒川温泉駅に到着。目的 の鬼怒川温泉ホテル(以下、ホテルと表記)を、駅前の地図にて、川沿いに歩 けばよいことが確認されたため、徒歩にてホテルへと向かう。徒歩20分程度 でホテルに到着。早速チェックインを済ませ、部屋に入りテレビをつけてのん びりする。しばらくすると、仲居さんが来て、館内の説明等をしてくれた。ど うも、仲居さんが来てくれるホテルに泊まることが少ないせいか、落ち着かず。

とりあえず、そこそこの人数が集まっているので、茶などをすすりつつ、「日 本地物倶楽部サーバの管理上の問題に関するオフラインによる打ち合わせ」を 行なう。議題として、現在、関根氏の場所に設置させて頂いている、地物倶楽 部用のサーバーが、置けなくなりそうな見込みであることから、一時的にじぇ ねらるまねぇじゃあの場所に置かせていただくこと、が挙げられた。一時的で あれば問題ない、との、じぇねらるまねぇじゃあの了承を得た(今回の参加メ ンバーは4人のみであり、部員の過半数を満たさないため、議決までは至らず)。 後日、恒久的なサーバーの設置場所を、どのようにするかがテーマになると思 われる。

とりあえず、硬いお仕事は終わったため、温泉に2人ずつ分かれて入る。待っ ている間、ニュースを見ていると、伊豆沖の火山活動のニュースをやっていた。 温泉は広く、露天風呂、サウナ等もついており、申し分ないものだった。

全員が温泉を入り終わった頃、ちょうど夕食の時間となった。部屋に運ばれて くる料理は、鯉の洗い、生湯葉、牛乳にて味わうしゃぶしゃぶ等、思いもしな かった贅沢な食事が提供され、全員驚く。しかし、前回の箱根旅行と違い、食 べにくい物はなかったため、しゃぶしゃぶのペース配分に戸惑った以外は、全 員落ち着いて食べた。この後、TVを見ながら、のんびりと過ごし、そのまま 就寝。

<7月2日>

翌朝、起床後、一部のメンバーは朝風呂に入る。朝風呂後、朝食が運ばれてく る。夕食とみまちがえんばかりのものであり、ろくでもない朝食を食べている 私は驚いてしまう。パック旅行、恐るべし。

チェックアウトを済ませたあと、観光をせねば、とのことから、まずは鬼怒川 ライン下りを選択。早速、ライン下りの集合場所へと向かう。しかし、じぇね らるまねぇじゃあは所用(サイン会)があるとのことから、ライン下りの集合 場所の喫茶店まで、残るメンバーの見送りをして、池袋へと向かった。

残る3人で喫茶店にて、ライン下りの出発を待っていると、空模様が怪しくなっ てきた。たちまち、強烈な雨が降り始め、まずいと顔を見合わせた。しかしな がら、無常にもライン下りは予定通り決行されることとなった。唯一の救いは、 出発前に簡易カッパを配布されたこと。これも、夕立の強烈な雨の前では気休 めしかならないことは明白であったが。夕立の雨の中、ライン下りが開始され た。景色を見る余裕など誰もないが、船頭さんだけはマニュアル通りに、ナレー ションをやっていた。さすがはプロ。ふと、隣に乗っている女性をみると、 「私は世界で一番不幸です!」という表情をしていた。人間、ここまで不幸な 顔って出来るのか、となぜか慰められてしまった。

50分程度でライン下りも終わり、下船して、元の場所に戻るためのバスに乗 り込む頃、雨が完全に止んでしまった。船に乗っている時だけ、雨が降ってい たことを考えると、我々3人のうち誰か行いの悪い人間がいるに違いない(そ の意味では、じぇねらるまねぇじゃあ、は行いの良さから難を逃れた、という べきか)。この後、鬼怒川温泉駅前のファーストフード店にて、照り焼きハン バーガーのセットを昼食に食べた。

この後、名前の怪しさから、「3D宇宙恐竜館」を次の目的地と定め、日光江 戸村行のバスへ搭乗。しかし、目的地の付近のバス停を行き過ぎてしまい、日 光江戸村前まで行ってしまう。やむなく、日光江戸村から3D宇宙恐竜館をめ ざし戻り始める。しかし、またも行いの悪さからか、急に空模様が怪しくなり、 豪雨に見舞われてしまった。会長と親分は傘を持っていたため、何とかなった が、傘を持ってきていない総裁はカッパを借りるも、びしょ濡れになってしま う(行いの悪いのは総裁か?)。あまりに雨脚が強いため、3D宇宙恐竜館の 途中にある、トリックアートピア日光を見つけ、そこに目的地を変更した。中 は、飛び出す絵や、昔懐かしい立体迷路等があり、しばしその中で遊ぶ。

この後、雨もやみ、バスにて鬼怒川温泉駅へ戻った。タイミング良く、浅草行 きの快速電車が到着していたため、食糧、おみやげを慌てて買い込んで、帰路 につく。

以  上