設立時メンバー
杉浦伊織、関根秀太郎、矢田裕行。1993年進学組のもっとも困った3人。
最古の啓蒙書
杉浦伊織「016で快適に端末を使う法」という書物だが、内容的には恥ずかし
くて身内にも見せたくない代物。発行日は1993年12月。これよりも前に書いた
ものがあったはずなんだがもう残っていない。
1994年2月初め
(仮想)社屋に残る最古のファイルのタイムスタンプから推定。
この時作られたもの
実は(仮想)社屋に残っているんだけど、恥ずかしいから見せてあげません。
東京大学理学部地球惑星物理学科地球物理辞書編纂委員会
ずいぶん仰々しい名前だが、要するに地球物理辞書を作るための団体。技術面
は杉浦伊織が、内容面は関根秀太郎がおもに面倒を見ていたが、どんな語彙を
収録するかで、地球惑星物理学科の1993年進学生の多くが加わっていた。その
後、地球物理辞書の管理が庵出版へ移ったことで組織自体は自然消滅。とかい
いつつ、地球物理辞書の公開母体名として未だに使っている。
標準環境
地球惑星物理学科学部生用端末室の利用者の多くは、学部3年で地球惑星物理
学科に進学し、初めて本格的なUN*X環境に触れる学生である。UN*Xでは、各個
人でかなり自由に使用環境の設定をすることが可能であるが、いうまでもなく、
初めて使う人間に環境設定からやらせていてはどれだけ時間があっても計算機
を使うところまで到達しない。そこで、最低限度の設定をした設定ファイル群
を「標準環境」と呼び、端末室の管理人で管理していた。ちなみに、ベースに
なっているのは、1992年頃東京大学教育用計算機センターで広く利用されてい
た「応物標準環境」をベースに作られ、地球物理学科(名前が違うことに注意)
サーバ利用者向けにされていた「地物標準環境」である。